プロジェクトの概要
オンラインコース(eラーニング)の実践においては,授業の総括的評価を行った後に,そのコース内容やコースの展開の方法について、改善をすることが望まれます.
しかし,その改善のサイクルを有効なものにするための方法論 は,まだ明確になっているわけではありません.このプロジェクトでは,青山学院大学eラーニング人材育成研究センターにおけるeラーニング実践を改善するためのPDCAサイクルと、具体的な方法論を開発し,その有効性について検証しています.
このプロジェクトは、青山学院大学の現代的教育ニーズ取組支援プログラム「e-Learning専門家の人材育成~世界に通用する専門家育成プログラムの開発と普及~」の支援によるものです。望月は客員研究員としてプロジェクトに参加しています(〜2010)。
プロジェクトメンバー
- 合田 美子(大手前大学/青山学院大学):研究統括、分析
- 望月 俊男(専修大学):理論、分析
- 野口 新司(青山学院大学):分析
- 松田 岳士(青山学院大学/慶應義塾大学):理論
Publications
- 合田美子,望月俊男,野口新司,松田岳士(2008) オンラインコースの評価活動と改善に困難を伴った事例の考察.日本教育工学会論文誌,Vol.32,Sup., 145-148.
- 合田美子,望月俊男,野口新司,松田岳士(2012)eラーニングプロジェクトにおけるPDCAサイクルを実現する科目密着型評価の実践.教育システム情報学会誌, 29(1), pp.26-38